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nixyusu vs ニュース:サイト開設2日目にして、まさかの”ニュース認定”を受けた話

nixyusu vs ニュース

nixyusu vs news

今日は、サイト開設2日目。

昨日、ようやくドメインを取得して、簡単なトップページを作り上げて、

「よし、これで私もネットの世界に居場所ができた!」

と、小さな達成感に浸っていたのも束の間のことでした。

今朝、パソコンを開いて最初にやろうと思っていたことがあります。

それは、「自分のサイトがちゃんと検索に引っかかるかどうか確認する」という、サイト運営者なら誰もが通る儀式のようなもの。

正直、まだ作ったばかりで中身もほとんどない状態だから、すぐに検索結果に出てくるとは思っていませんでした。

でも、せめて数日後、1週間後くらいには、ちゃんと検索エンジンに認識されて、「nixyusu」って検索したら、私のサイトが出てくるようになるだろう――。

そんな、ささやかな、でも確かな期待を胸に抱いて、試しにグーグルを開いてみたんです。

検索バーに、ゆっくりと一文字ずつ入力していきます。

「n」「i」「x」「y」「u」「s」「u」

画面に並んだローマ字を見て、「うん、いい響きだな」なんて改めて思いながら、エンターキーを、満を持してポン。

画面がくるりと切り替わり、検索結果が表示されます。

その瞬間、私は目を疑いました。

画面の一番上に、こんなメッセージが表示されていたんです。

「次の検索結果を表示しています: ニュース」
「元の検索キーワード: nixyusu」

……は?

ニュース?

いやいやいや、ちょっと待って。私はニュースサイトを作った覚えはまったくない。むしろ、ニュースとは真逆の、個人的な雑記や思考を綴るための、ごく小さな個人サイトを作ったつもりだったんです。

最初は、何かの間違いかと思いました。

もしかして、グーグルの調子が悪いのかな? それとも、私のパソコンがおかしいのかな?

そう思って、念のため、もう一度「nixyusu」と入力して検索してみました。

結果は同じ。

「次の検索結果を表示しています: ニュース」

……いや、確かに昨日作ったばかりだから、私のサイトがまだ検索エンジンに拾われていないのはわかる。それは覚悟していた。

でも、なぜ、私のサイトが存在しないことよりも先に、「ニュース」という言葉が画面に出てくるんでしょうか。

もしかして、と思って、今度はヤフーでも試してみました。

ヤフーの検索バーに、同じように「nixyusu」と入力して、エンター。

すると、またしても画面に表示されたのは――

「ニュースで検索しています。」
「nixyusuで再検索」

……もう、笑うしかない。

グーグルもヤフーも、まるで示し合わせたかのように、私のことを「ニュース」だと思っているらしい。

「意味が分からない……」

思わず、声に出してしまいました。部屋には私しかいないのに。


なぜ「nixyusu」は「ニュース」だと思われているのか

冷静になって考えてみました。

いや、待って。もしかして、私の検索の仕方が悪かったのかもしれない。

そう思い直して、今度は「完全一致検索」というものを試してみることにしました。

完全一致検索というのは、検索したい言葉をダブルクォーテーション(” ”)で囲んで検索する方法です。こうすると、検索エンジンが勝手に言葉を解釈したり、似た言葉に置き換えたりせずに、入力した言葉そのものだけを検索してくれる――はずなんです。

「これなら大丈夫だろう」

そう思って、グーグルの検索バーに、今度は慎重に入力しました。

「”nixyusu”」

ダブルクォーテーションで、しっかりと囲んで。検索。

「これで、もう”ニュース”なんて出てこないはず……」

そんな淡い期待を抱きながら、エンターキーを押しました。

すると――

画面に表示されたのは、またしても、あの文字。

「次の検索結果を表示しています: “ニュース”」
「元の検索キーワード: “nixyusu”」

……は?

ちょっと待って。今、私、ダブルクォーテーションで囲んだよね? 完全一致検索したよね?

それなのに、検索エンジンは「いやいや、あなたが本当に探しているのは”ニュース”でしょ?」と、またしても親切に置き換えてくれている。

信じられない。

もしかして、ヤフーなら違うかもしれない――そう思って、今度はヤフーでも完全一致検索を試してみました。

「”nixyusu”」

ダブルクォーテーションで囲んで、検索。

結果は――

「”ニュース”で検索しています。」
「”nixyusu”で再検索」

……もう、言葉が出ませんでした。

完全一致検索というのは、検索エンジンに対して「この言葉を、そのまま、一字一句違えずに検索してください」とお願いする、いわば最終手段のようなもの。

それすら、通じない。

グーグルもヤフーも、完全一致検索をしても、「あなたが探しているのは”ニュース”ですよね?」と、自信満々に言い切ってくる。

これは、予想以上に深刻な問題かもしれない――。

そう思った瞬間、ちょっとした絶望感が、心の中に広がりました。

確かに、「nixyusu」という綴りを見たとき、ローマ字読みに慣れている日本人なら「ニュース(news)」を連想するのかもしれない。でも、これは英語でもなければ、ローマ字でもない。私が独自に考えた、オリジナルの名前なんです。

「ニュース」という言葉の音を、ちょっと変わった形で表現したら、こんな綴りになった――と言えば、そう見えなくもないけれど、私の中では全然違う由来があります(それについては、また別の記事できちんと書こうと思っています)。

でも、検索エンジンはそんなこと知る由もなく、膨大なデータの中から「この綴りは、たぶん”ニュース”のことを言いたいんだろうな」と、親切心で判断してくれているわけです。

しかも、完全一致検索というユーザーの明確な意思表示すら無視して、「いや、あなたが本当に探しているのはこっちですよ」と言い張ってくる。

グーグルもヤフーも、きっと悪気はない。むしろ、「ユーザーが打ち間違えたのかも? それなら、本当に探しているものを見つけやすくしてあげよう」という、優しさから来ている機能なんだと思います。

でも、こちらとしては――

余計なお世話です。

しかも、完全一致検索という最後の砦まで突破されてしまった今、もう打つ手がないような気さえしてきました。

せっかく考えてつけたオリジナルの名前「nixyusu」。

ネットで検索しても、ほとんど誰も使っていない。だからこそ、「これから、この名前で活動していこう」「この名前を、少しずつ育てていこう」と思っていたのに。

検索結果の世界では、私はまだ存在すらしていない。

それどころか、存在しない私の名前は、ただの「ニュースの打ち間違い」として処理されている。

これって、けっこう、切ないですよね。


このままだと、どうなるのか

このままだと、こんな未来が見えてきます。

シナリオ1: 誰も私のサイトにたどり着けない

たとえば、誰かが「nixyusu」という名前を知って、「どんなサイトなんだろう?」と思って検索してくれたとします。でも、検索結果に出てくるのは「ニュース」のページばかり。私のサイトは、どこにも見当たらない。

「あれ? このサイト、もう閉鎖しちゃったのかな?」と思われて、そのまま諦められてしまう。

シナリオ2: 私のサイトが「ニュースサイト」だと誤解される

運よく、検索結果の奥深くに私のサイトが表示されたとします。でも、検索エンジンが「ニュース」として認識しているせいで、「このサイトは、ニュース系のサイトなんだな」と思われてしまう。

実際は、全然違うのに。

シナリオ3: 私自身が「nixyusu」という名前を諦めてしまう

「こんなに検索エンジンに嫌われているなら、いっそ別の名前にしようかな……」

そんな弱気な気持ちが、心の隅でささやき始める。


でも、ここで諦めるわけにはいかない

正直、今日一日、この「ニュース問題」のことばかり考えていました。

「どうすれば、検索エンジンに”ニュース”じゃないと分かってもらえるんだろう?」

「どうすれば、”nixyusu”という名前を、ちゃんと認識してもらえるんだろう?」

調べてみると、SEO(検索エンジン最適化)という言葉が出てきました。要するに、検索エンジンに自分のサイトを正しく理解してもらい、検索結果の上位に表示してもらうための工夫のこと。

でも、それって、きっとすぐにできることじゃない。地道にコンテンツを増やして、サイトの中身を充実させて、少しずつ検索エンジンに「このサイトは”ニュース”じゃなくて、ちゃんとした独立したサイトなんだ」と認識してもらう必要がある。

時間がかかる。

でも、ここでふてくされても、何も始まらない。

だから、今日は心の中でひとつ、大きな決断をしました。

「まずは、この”ニュース問題”をなんとかすることから始めよう。」


やりたいことは、山ほどある

本当は、やりたいことがたくさんあります。

頭の中には、すでに「やりたいことリスト」が、行列を作って並んでいる状態です。

  1. プロフィールページを書きたい。
    このサイトを作ったのは誰なのか。どんな人間なのか。何を考えて、このサイトを立ち上げたのか。自己紹介のページを、ちゃんと作りたい。
  2. 「nixyusu」という名前の由来を、きちんと説明したい。
    この名前には、実はちょっとした思い入れがあります。なぜこの綴りにしたのか。どんな意味を込めたのか。それを、丁寧に、読んでくれる人に伝えたい。
  3. 日記やコラムを書きたい。
    日々感じたこと、考えたこと、小さな発見や気づき。そういうものを、少しずつ言葉にしていきたい。
  4. この名前を、ネットのあちこちに広げていきたい。
    SNSのアカウントを作るのもいいかもしれない。他のプラットフォームでも、この名前で活動してみるのもいいかもしれない。少しずつ、「nixyusu」という存在を、ネットの世界に根付かせていきたい。

でも、その前に。

まずは、検索エンジンに「私はニュースじゃない」と知ってもらわないといけない。

「この名前で活動していきたい」と決めた以上、検索結果の世界でも、きちんと居場所を作っていきたい。


「nixyusu vs ニュース」という、ちょっとおかしな戦いの始まり

サイト開設2日目にして、私は思いがけない敵と対峙することになりました。

その敵の名は――「ニュース」

いや、正確には「ニュース」そのものが敵なわけじゃない。敵は、「nixyusuという名前をニュースだと思い込んでいる検索エンジンのアルゴリズム」です。

でも、なんだか「nixyusu vs ニュース」って考えた方が、ちょっと面白く思えてきました。

まるで、無名の新人が、業界の大御所に挑むような構図。

いや、もっと言えば、小さな個人サイトが、世界中で毎日何億回と検索される「ニュース」という巨大なカテゴリに、真っ向から立ち向かおうとしているようなもの。

勝算は――正直、わかりません。

でも、やってみる価値はあると思っています。

いつか、「nixyusu」と検索したときに、当たり前のようにこのサイトが検索結果の一番上に出てくる日が来るのかどうか。

それは、私にも分かりません。

でも、その途中経過も含めて、ここに記録していこうと思います。

成功するかもしれないし、失敗するかもしれない。

もしかしたら、何ヶ月経っても、何年経っても、「ニュース」との戦いは終わらないかもしれない。

でも、それもまた、ひとつの物語として、面白いんじゃないかと思うんです。


今日の決断

今日は、まずはこの「検索問題」に向き合ってみることにする。

具体的に何をするかは、まだ完全には決まっていません。

でも、少なくとも以下のことは、やってみようと思っています。

  1. サイトのコンテンツを増やす。
    検索エンジンに「このサイトはちゃんとしたサイトだ」と認識してもらうために、まずは記事を書く。日記でもいい、コラムでもいい、nixyusuという名前の人物として、とにかく中身を充実させる。
  2. 気長に待つ。
    結局、これが一番大事かもしれません。焦らず、腐らず、地道に続けていく。

小さな決断だけど、私にとってはけっこう大きな一歩です。

今日から、私の「nixyusu」という名前をめぐる、小さな冒険が始まります。

検索エンジンという、巨大な相手との戦いの記録。

いつか笑って振り返れる日が来るといいな、と思いながら。

それでは、また明日。

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